クッキング+デザインそしてWeb

料理もデザインも楽しくないとね。

ブランドってわかったような、?なような

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ブランドをググるとまあどれほどと思うほど結果が出てくる。さて、そのブランドですがなんと説明していいのかいつも苦しむ。ミーティングで東さんブランドって説明してくださいと言われてなんと説明していいのやら。これでも一応、短期間ではありますがCIコンサル会社の末席を汚した身なので素人ではないけど、いと難し。

よくある回答はこんな感じ。
「ブランドはあなたの企業が何を約束しているか、何を提供するかが即座に伝わるもの。企業の目標、価値、そして文化を消費者に伝え顧客との関係を表します」
わかりますか?
難しくないですか?
実は、最初にこんな説明を聞いたとき???が頭に点灯しました。

で、いろいろ考えてみました。
企業が何を約束して、何を提供するかってどういう意味でしょうか?!
たぶん、「品質のクオリティだとか、絶対的な美しさとか、おいしい味だとかをいつ買っていただいても期待を裏切らぎることなく品質を保つことを保証します」なんでしょう。それだけでなく企業の目標、価値、文化までも伝わるものなわけです。
いやはや、なかなか大変です。そのブランドを見たり、触れたりするとこのように生活者が感じることを可能にしなくてはならないというわけです。

ここまで翻訳して、ふと思うわけです。「企業の目標、価値、そして文化」ってそれはどこにあるんだろうって。
これって経営理念ではないのか?そうに違いない。
経営理念がない会社はたくさんあります。つまり、経営理念がないとブランドはつくれない。でしょ?
全国1万社以上の企業を対象に行われたアンケートでは
経営理念がある=53% 経営理念がない=43% 無回答=3%だったそうです。
実に43%はブランド構築ができにくい会社だったというわけです。
ブランドって実は経営の本質を突くものだったのです。